中学校学習指導要領解説【理科編】の解説「まとめページ」

まとめページ
あみ先生
あみ先生

先生、新しい学習指導要領解説の理科編は持っていますか?


実はまだ、学習指導要領解説の見方がよく分かってないんです。

かに先生
かに先生

もちろん持っているよ。今回の学習指導要領解説は、だいぶ整理されて、読みやすくなったと思うけど、教科書会社からもらった資料に、解説の読み方なんてページもあったよね?

あみ先生
あみ先生

ええ。その例示されているページは分かったんですけど、それ以外のページになると分かりにくくて…。

教科書の指導書は詳しすぎて時間がかかりますし…。その中間のほどほどに詳しいのが良いんです。

かに先生
かに先生

なるほど確かに。あみ先生は研究授業の指導案を書き始めたって言っていたね。よし、じゃあ学習指導要領解説の『解説』をしていこう。単元ごとに分けたから、必要なところから目を通してくださいね。

 

学習指導要領の改定に合わせて『解説』が作られています。

今回、平成29年に公示された中学校学習指導要領解説【理科編】は、単元ごとにどのようなことが書かれているか、順番や内容が決められているため、読みやすくなったと言われています。

それでも、『中学校学習指導要領』からの引用の部分と、解説の部分が交互に書かれていたり、(内容の取扱い)が分割されてそれぞれの解説部分に組み込まれています。

どこまでが法的根拠をもった学習指導要領で、どこからが拘束力のない解説なのか分かりにくいのが正直なところです。(四角でくくられていないと分からない。)

また、解説の文章が長かったり短かったり、具体性があったりなかったりで、どこまで読み込めばいいのか、どこまで従えばいいのか考えてしまいます。

各単元に見出しとミニ解説を加えました。

中学校学習指導要領解説【理科編】が少しでも読みやすくなるように、各単元の
 「単元全体の枠組み」
 「既習事項」
 「大項目のねらい」
 「『思考・判断・表現』育成の考え方」
 「特記事項・配慮事項」
が書かれている部分を区切って、見出しをつけました。

また、わたしが中学校学習指導要領解説【理科編】を読んでマーカーをしたり、書き込みをしたことをもとに、分かりにくいなと感じているところや、指導のポイントやコツなどをミニ解説として書き加えていきます。

いわば、学習指導要領の解説の解説です。先生方の研究授業や教材研究、カリキュラム・マネジメントを行う際の参考になれば幸いです。

ミニ解説は、これからも少しづつ追記していきます。

以下、1分野、2分野の各単元ごとに解説の解説ページへのリンクを貼っていきます。

中学校理科 第1分野

(1)身近な物理現象の解説

(2)身の回りの物質の解説

(3)電流とその利用の解説

(4)化学変化と原子・分子の解説

(5)運動とエネルギーの解説

(6)化学変化とイオンの解説

(7)科学技術と人間の解説

中学校理科 第2分野

(1)いろいろな生物とその共通点の解説

(2)大地の成り立ちと変化の解説

(3)生物の体のつくりと働きの解説

(4)気象とその変化の解説

(5)生命の連続性の解説

(6)地球と宇宙の解説

(7)自然と人間の解説

 

令和2年度の新学習指導要領への移行対応について

【令和2年度】1年理科の新学習指導要領への移行対応について

【令和2年度】2年理科の新学習指導要領への移行対応について

【令和2年度】3年理科の新学習指導要領への移行対応について

文部科学省の学習指導要領解説を入手するなら

文科省のサイトにある、中学校全教科の学習指導要領解説のページへのリンクは以下になります。ここから、理科編についてもダウンロードできます。

もちろん、各学校種、各教科の学習指導要領も見ることができます。

中学校学習指導要領解説:文部科学省

 

学習指導要領解説理科編は、書店で買っても119円なので、データでも紙でも持っておくといいかと思います。

わたしは図書室にあるような「カバーフィルム」を貼り付けて表紙の強度を上げたり、単元ごとにインデックスシールを貼ったりしています。