【教育実習生へ】1日目への所見と解説

教育実習 現職教育担当として

こんばんは、katooです。

かつて教育実習生を引き受けて、学級担任の仕事などを話したことがありました。

毎日放課後になると、教育実習生が「実習日誌」をもってくるので、私も手書きでコメントを返していました。

そのときの下書きがパソコンに残っていたので、公開したいと思います。

これからの教育実習生、教育実習生の指導に不安を感じる先生の参考になれば幸いです。

 

1日目、教育実習生へのコメント

先生が休み時間の教室内で積極的に生徒に話しかけている様子を見て、とても意欲的であると感じました。

生徒の背景をすべて理解することは難しくとも、理解しようと努めてくれる教師の姿を、周りの生徒はよく見ています。

一日も早く生徒の名前と顔を一致させて、円滑なコミュニケーションを取れるように努力してください。

先生の笑顔で生徒が明るくなっています。一日目、お疲れさまでした。

 

コメントの意図・解説 

この「生徒の背景をすべて理解することは難しい」とは、原理的に本当のことです。

私たちは、誰も他者のことを真に知ることはできないのです。

しかし、そうしようと努めることはできます。

 

「相手を理解できないから諦める。」

のではなく、

「理解できなくとも理解しようと努力を続ける。」

ことはできるのです。

学問も人間も同じです。

学問を諦めない人は人間を諦めません。

 

諦めるか諦めないかは、相手の問題ではなく自分の問題として取り組むことができます。

また、「理解しようと努める」とは、生徒の関心ごとに関心を寄せるということです。

そうやって、生徒に尊敬を示すことができます。

そういう姿勢を、生徒本人だけでなく周りの生徒も見て、聞いています。

友達の作り方、密着しないで人との距離を詰め、適切な距離を取れるようになることを学べるのです。

 

「先生の笑顔で生徒が明るくなっています。」は褒め言葉でしょうか?

あくまでも事実を述べただけなのですが、そう取られるかもしれない書き方ですね。

私なりには実習生を勇気づけたつもりなのですが、どうでしょう??

 

私自身はこのころアドラー心理学を勉強していました。その影響が色濃く出ていますね。

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