【教育実習生へ】3日目の所見と解説

現職教育担当として

こんばんは、katooです。

かつて教育実習生を引き受けて、学級担任の仕事などを話したことがありました。

毎日放課後になると、教育実習生が「実習日誌」をもってくるので、私も手書きでコメントを返していました。

そのときの下書きがパソコンに残っていたので、公開したいと思います。

これからの教育実習生、教育実習生の指導に不安を感じる先生の参考になれば幸いです。

 

3日目、教育実習生へのコメント

朝、帰りの学活での話は貴重です。

教師の思い、願いを伝え、生徒を励まし、勇気づけ、

希望を持たせ、笑顔や感動を湧かせる時間です。

しかし人の集中力の限界で、黙って聞けるのは3分までです。

今日の話は生徒に響きました。

これからも、常に言葉を磨きましょう。

 

コメントの解説・意図

実習生に朝の学活で話をしてもらいました。

3日目ですこしハードルが高いかな?とも思いましたが、

ためらっているとチャンスを逃すな~と思ったので、チャレンジしてもらいました。

朝の学活は、その日の日程の連絡で終わることもあります。

それでも、一日のスタートに少しでも希望をもてるような話をします。

自分たちのいいところに気づかせたり、反対に、自分たちがその日に改善しなければいけないことを話したり。

前日の帰りの学活で話せなかったことを話したりもします。

部活の大会やテスト前で寝不足な生徒が多い時には、落ち着いて生活すること、イライラしてトラブルにならないこと、などを釘を刺しておくこともあります。

帰りの学活では、やはり明日の日程の連絡で終わることもあります。

できれば、笑って終われるといいなと思ってはいます。

笑いは活力なので、その日の疲れを癒し、つぎの部活や塾などへ向けての元気になります。

だから、自分の娘の話をネタにして一笑いさせてから終わることもあります。

また、今日はこんなことがあった。こういうことをする生徒を見かけた。という話もします。

この際には、褒めないように気を付けます。あくまでも、「ありがとう。」なのです。

「今日は給食のときに、他の班の人の分まで用意している人がいました。素敵だな~と思いました、ありがとう。」

という感じです。

ここで最後に「えらいですね。」とは言わないのです。

静かに準備が終わるまで座っているのが基本の状態です。

そうしている生徒もそれはそれで、騒がしくしないで準備が終わるまで待っているという、適切な行動ができています。

そういう生徒を差し置いて、他の班の準備をすることがと貴いとしてしまったら、全員が教室中を歩き回って給食を準備することになってしまいます。

こういう人もいたよ。座って待っているだけではなくて、時には他の班の状況を確認するのもいいんじゃないかな。と教えればいいのです。

そして次の機会に、じゃあやろうかなと行動に移したり、自分まで立ったら多すぎだよなと遠慮したり、自分の行動を考えるはずです。

話が逸れました。

そんなことを考えながら、3分間で話せるようにします。

私は学活で話す3分間の内容をほぼ毎日、手帳に下書きをしています。そして実際に話したら、チェックをするようにしています。

すると、「前に言ったよね?」が「3日前に言ったよね?」と手帳を片手に生徒に確認できるのです。

そして、私の話をノートにメモする生徒もいます。

私が「先生はあなた方に3分間話を聞いてもらって、聞いてよかったと思ってもらえるように、がんばって話します。」と宣言してあります。

メモする生徒がいるということは、私の話に価値があったということでしょう。

なかなかそういう生徒は増えませんが、それでも、同じ話だとしても言葉を変えながら、例えを変えながら、生徒にとって大事だと思うことを伝え続けています。

やっぱり、勇気づけは難しいですね。

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