理科の仕事

 防災教育

【震災学習】3.11伝承ロードを辿る

東日本大震災を経験した者としては、3.11のことを語り継いでいきたいと思っています。 3.11のことを後世に伝えていくために、それぞれの被災地に震災伝承施設というのができています。 ここでは、「3.11伝承ロード推進機構」について紹介すると...
 理科の工夫・改善

【中2】時間はどうやって感じるのか分かっていない。

楽しい時間はあっという間で、たいくつな時間はとても長く感じます。 この時間の流れの認知について、どうしてそのように感じるのか、実はまだわかっていません。 視覚を司る「目」は、光の刺激を受けて反応しています。嗅覚を司る「鼻」は、空気中の化学物...
 理科の工夫・改善

【生物】「メジロ」から来た「目白押し」のお話

「先生、この草はなんていう草?」「先生、この石は何岩ですか?」という無茶振り質問の一つに、「先生、あの鳥ってなぁに?」があります。 りかこさん あー、先生、鳥がいる!あれ、なんていう鳥? かがくん 理科の先生なんだから、鳥の名前わかりますよ...
 理科の工夫・改善

【生物】「発酵」と「腐敗」は人間が区別しているだけ

給食の時間に、食べ物をこぼしてしまうことがありますね。誰にでもあります。それをとやかく言うつもりはありません。こぼしたら拾うなり、拭くなりすればいいだけです。 ただ、こぼした瞬間に「うわっ!きったない!」って言うのは嫌いです。今まで「おいし...
 理科の工夫・改善

【中2理科】炎色反応を学ぶと楽しくなる花火

中学校2年生で化学反応を学ぶ機会に、炎色反応についても話してみたいと思います。 むかしの選択理科では定番のネタでしたが、教科書からも炎色反応ができなくなってしまって本当に残念です。 ただ薬品庫にはストロンチウムがまだあることもありますし、酸...
 防災教育

「防災道徳とは?」藤井基貴先生(静岡大学教育学部准教授)のお話

静岡大学教育学部准教授である藤井基貴先生のお話です。 防災道徳とは何か? 日本の防災教育は東日本大震災によって根本的な見直しを迫られました。「考える防災」という言葉に象徴されるように、災害時に児童生徒が自立的に判断し行動するための教育プログ...
 理科の工夫・改善

なぜ、考察の時間になると子ども達がだまってしまうのか。

理科の授業で困ってしまうことは、質問しても生徒が何も答えてくれないことではないでしょうか? 特に実験の後の考察では、なかなか意見が出てこなくて、授業が進まないことがあります。 指名しても「分かりません。」と言ったり、「考え中です。」と答えた...
 理科の工夫・改善

見方や考え方を豊かにする言葉で、生徒の思考を深め、交流させる。

実験結果の考察や、話し合いなど、理科の授業では考えさせる場面が多いと思います。 しかし「燃えました。」「色が変わりました。」など実験結果の事実だけだったり、「気体が発生したと思います。」「温度が変わったからだと思います。」など、結果から導か...
 理科の工夫・改善

化学実験を行う動機づけを「ストーリー仕立て」で演出する

授業には「ねらい」があります。「今日の課題」などとして示されます。小学校だと「めあて」なんてもいいますね。 導入段階で示される授業の目的を示すものです。「板書指導」の話や「ねらいとまとめ」の話や「指導と評価の一体化」の話でも出てきます。 教...
 防災教育

【環境】気候変動に向き合う「抑える」と「備える」

「温暖化対策まったなし」と言いだして何年経ったでしょうか。 かつては「チーム・マイナス6℃」とかあったんですよ。2005年~2009年、もう取り組みは終わってますが。 現在は「クール・チョイス」という取り組みになっています。プラス1.5℃以...