理科の工夫・改善

 理科の工夫・改善

【中2理科】炎色反応を学ぶと楽しくなる花火

中学校2年生で化学反応を学ぶ機会に、炎色反応についても話してみたいと思います。 むかしの選択理科では定番のネタでしたが、教科書からも炎色反応ができなくなってしまって本当に残念です。 ただ薬品庫にはストロンチウムがまだあることもありますし、酸...
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【中2】時間はどうやって感じるのか分かっていない。

楽しい時間はあっという間で、たいくつな時間はとても長く感じます。 この時間の流れの認知について、どうしてそのように感じるのか、実はまだわかっていません。 視覚を司る「目」は、光の刺激を受けて反応しています。嗅覚を司る「鼻」は、空気中の化学物...
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【生物】「メジロ」から来た「目白押し」のお話

「先生、この草はなんていう草?」「先生、この石は何岩ですか?」という無茶振り質問の一つに、「先生、あの鳥ってなぁに?」があります。 りかこさん あー、先生、鳥がいる!あれ、なんていう鳥? かがくん 理科の先生なんだから、鳥の名前わかりますよ...
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【生物】「発酵」と「腐敗」は人間が区別しているだけ

給食の時間に、食べ物をこぼしてしまうことがありますね。誰にでもあります。それをとやかく言うつもりはありません。こぼしたら拾うなり、拭くなりすればいいだけです。 ただ、こぼした瞬間に「うわっ!きったない!」って言うのは嫌いです。今まで「おいし...
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なぜ、考察の時間になると子ども達がだまってしまうのか。

理科の授業で困ってしまうことは、質問しても生徒が何も答えてくれないことではないでしょうか? 特に実験の後の考察では、なかなか意見が出てこなくて、授業が進まないことがあります。 指名しても「分かりません。」と言ったり、「考え中です。」と答えた...
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見方や考え方を豊かにする言葉で、生徒の思考を深め、交流させる。

実験結果の考察や、話し合いなど、理科の授業では考えさせる場面が多いと思います。 しかし「燃えました。」「色が変わりました。」など実験結果の事実だけだったり、「気体が発生したと思います。」「温度が変わったからだと思います。」など、結果から導か...
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化学実験を行う動機づけを「ストーリー仕立て」で演出する

授業には「ねらい」があります。「今日の課題」などとして示されます。小学校だと「めあて」なんてもいいますね。 導入段階で示される授業の目的を示すものです。「板書指導」の話や「ねらいとまとめ」の話や「指導と評価の一体化」の話でも出てきます。 教...
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【中1】気体(酸素、二酸化炭素、水素、アンモニア)の学習の注意点

酸素、二酸化炭素の名前を聞いたことがある中学生は多いでしょう。 エネルギー分野で水素は注目されていますし、アンモニアも名前は有名です。 このように私たちの身の回りには目に見えない気体が存在し、欠かせないものになっています。 ここでは中学1年...
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【中3】ミミズは消費者じゃなかったか?いつから分解者なのか?

ミミズはいつから分解者なのか? 食物連鎖の学習の流れで、分解者の働きを学びます。 生産者と消費者は特に変わっていません。 生産者:無機物から有機物をつくる生物 消費者:食物から有機物を取り入れる生物    分解者とは菌類・細菌類のことですが...
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【中2】感覚器官「目(視覚)」のエピソードトーク

わたしたちは五感を通して外界を感じ取っています。 五感とは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚のことです。五官といった場合には、五つの感覚器官、すなわち目、耳、鼻、舌、皮膚を指すようになります。 日頃の生活では当たり前の感覚ですが、それを研究して...