【令和6年度】教師手帳、ダウンロードできます。「小学校版」「中学校・高校版」

 教師手帳

2024年度、令和6年度の教師手帳ができました。下の方からダウンロードできますので、よろしくお願いします。

今回は私が自作している教師手帳の紹介記事です。

さまざまな手帳が市販されています。教員向けの手帳もだいぶ種類が増えてきました。

それでもこの「教師手帳」がすべての先生方におすすめです。

えび先生
えび先生

かに先生、来年度の教師手帳がもうできたんですか?

かに先生
かに先生

フッ、昨年の反省を踏まえて、PDCAを早回ししているのだよ。

えび先生
えび先生

ダウンロード数が伸びて自分だけの問題じゃなくなってきましたからね。

かに先生
かに先生

うん。教師手帳を作り始めて19年、ずいぶん続いたな~(しみじみ)

では、教師手帳とはどのようなものか紹介します。

  

教師手帳はExcelデータなので、自分で編集ができます。

教師手帳はExcelのデータとして提供しています。PDFではありません。ですから、もしデザインが気に入らないときは自由に編集ができます。

政府の働き方改革の流れもあって、先生方の生活も働き方、価値観も多様化しています。

ワーク・ライフ・バランスというのが、言葉だけでなく実行レベルで重視されるようになってきました。

  

先生方は学校の仕事だけでなく、育児や介護を行っています。

部活動の地域移行がすすんで、放課後や週末の時間の過ごし方も変化してきています。

自分の時間が取れるようにと、朝型の生活の先生もいます。プライベートを大事にしたいとおもう先生もいます。

  

生活が多様化するのに合わせて、手帳も多様化するものです。しかし、手帳1種類ですべての先生の生活スタイルに対応することはできません。

それならば、手帳を自分の生活に合うようにカスタマイズして使えるようにと考えて、Excelで提供しているわけです。

使ってみて、あれはここはと思うところがあれば、ぜひ自分で編集してみてください。

  

教育施策の多くは「自校化」がキーワードになります。上意下達で言われた通り、与えられた通りにやる時代ではありません。自分の学校の環境や状況に合わせて、手を加えていくものです。

手帳も市販品のすばらしいものがたくさんありますが、やはり自分の生活の環境や状況に合わせて、自分化していくのがよいと思います。

教師手帳は、そんな自分化していく手帳の第一歩として、先生方に提供しているものです。いつか商品化の夢が叶うまで、無料で先生方に使っていただければと思います。

  

教師手帳はシステム手帳リフィルなので、自分で印刷できます。

教師手帳はシステム手帳のリフィルです。サイズはA5判です。市販されているものはバイブルサイズが多いですが、A5サイズはその次くらいの普及率です。

市販のリフィルと組み合わせやすいし、学校で使われているA4用紙と親和性が高いです。

A5判の無地のリフィルを買ってもいいし、A5判のコピー用紙を買って6穴をあけてもいいでしょう。

A5の用紙が手に入りづらいなら、A4コピー用紙を裁断機で半分に切ってもいいし、A4判そのままに印刷することもできます。

印刷するのは大変だという意見もあると思いますが、とりあえず1学期分だけ印刷して使ってみようとか、文房具屋さんやネットで悩み続けるよりも、まず試してみようと気楽に始めることもできます。

  • A5サイズのリフィル(用紙)があればOK
  • Excelなのでカスタマイズ自由(長期休業など)
  • 自分で印刷するのでお試ししやすい
  • 綴じ手帳を買いに行く手間、あれこれ悩む時間もいりません

  

教師手帳の主な特徴

学校の先生の働き方の大きな特徴は、平日昼間は時間割で動いているということです。

えび先生
えび先生

1時間目に生活ノートと自学ノートを見て、2時間目は1組の授業、休み時間に業者さんに電話して、次の2組は実験、3組も実験。昼休みは委員会の子に指示をして、5時間目にテストの採点、できれば印刷までしたいな。

なんていう生活をしています。

そして、放課後や週末はふつうの時間軸で動いているのです。

かに先生
かに先生

16:00から教科の打ち合わせ、16:30には部活動に行けるかな。20:00からは研究会のZoomミーティングがあったな。土曜日は8:00集合で大会だけど、日曜日は13:00に大学の同期と飯でも食べようって話だったな。

こんな感じの生活をしています。

このような事情から、教師手帳は時間割と通常の時間軸をミックスしたデザインになっています。

  • 1週間のスケジュール管理に便利なバーチカルタイプ
  • 平日(月~金)は6校時の時間割(左ページ)
  • 週末(土日)はふつうに1時間刻みの時間軸(右ページ)
  • 平日の放課後も1時間刻みなので、部活の時間や退勤時間も管理しやすいです。
  • 祝日や長期休業期間は1時間刻みの時間軸。祝日は令和6年度に対応済み。
  • 年間計画をコピペすれば、各日付に反映されます。

    

  

年間計画入力するシートの使い方

令和6年度の教師手帳は、令和5年度のものよりも、年間計画を入力するところをさらに直しました。

(1)年度を確かめてください。

まず初めに、左上の「年度」のところに、2024と入力してください。(既に入れてありますが、念のため確かめてください。)

そうすると、カレンダーの曜日が変わります。土日の色も変わります。

来年度もお使いになる場合は、ここの年度の数字を2025に直してもらえば使えます。

(2)行事予定を入力してください。

B列には祝日が入力してあります。さらに、年表のところに学校の行事予定を貼り付ければ、C列に反映されます。このB列とC列の内容を、各週の日付にvlookup関数で参照するようになっています。

なにも入力しなければ何も表示されないように、if関数を使っています。

このあたりの関数はできるだけ分かりやすいものを使っています。そのほうが使う方がそれぞれにカスタマイズできると思ったからです。

(3)ウィークリーリフィル「1週」を確かめてください。

ウィークリーリフィルは第1週の月曜日がすべての基準になっています。必ず月曜日になっていることを確かめてください。4月1日ではありませんので注意してください。

次の週の日付はそこに+1することで反映するようになっています。53週まで作ってあります。

  

【令和6年度】教師手帳のダウンロードはこちらから

【令和6年度】教師手帳のダウンロードは以下のボタンからお願いします。

「小学校版」教師手帳ダウンロード

「小学校版」は2時間目と3時間目のあいだの休み時間、いわゆる業間がひろくなっています。また、通常の時間軸になる放課後は、15時からになっています。

“【教師手帳】令和6年度 小学校版” をダウンロード r06-kyousi-techo-a5-weekly-sho.xlsx – 2330 回のダウンロード – 505.20 KB

「中学校・高校版」教師手帳ダウンロード 

「中学校版」は休み時間も昼休みも同じ間隔です。放課後は16時からになっています。

“【令和6年度】教師手帳 中学校版” をダウンロード r06-kyousi-techo-a5-weekly-chu.xlsx – 2306 回のダウンロード – 503.36 KB

【令和5年度】教師手帳ダウンロード  

令和5年度もまだ4ヶ月あります。令和5年度版はこちらからダウンロードできます。もちろん年度途中の、必要なウィークリーページ(週間)だけを印刷することもできます。

2023年11月19日の時点で、令和2年度版は25,600DL、令和3年度版は27,000DL、令和4年度は小中あわせて48,500DL、令和5年度は小中あわせて34,900DLとなりました。ありがとうございます。

今後もファイルの修正とか記事の加筆とかあると思いますが、なんとかここまで辿り着けました。

  • 11/23 小学校版を公開しました。