すべての教室に設置したい「スクールタイマー」とタイマーを使うときのコツ

スクールタイマーという商品があります。すべての教室に常設してほしいと思うくらいいいものでう。

ホームセンターや100円ショップで売っている「キッチンタイマー」とちがって、非常に大きく、教室の後ろの生徒でも見ることができるサイズです。

カウントダウン、アラーム、時計の機能があります。サウンドOFFにもできます。裏側に多数のマグネットが付いているので、黒板に貼り付けることができます。折り畳めるスタンドも付いているので、教卓に立てて置くこともできます。フック穴もあるので画鋲で留めておくこともできます。

名前の通り、本当に学校のために作られた商品です。

スクールタイマー7plus… 2.1奥行き x 23.5幅 x 14.5高さ cm、420g
スクールタイマー6plus… 2.1奥行き x 19幅 x 11.4高さ cm、270g

7plusのほうが一回り大きくなっています。価格差は1,000円です。普通教室なら6plusで、広い特別教室なら7plusがいいのかもしれません。わたしは理科室でも6plusで十分だと思っています。

先輩風を吹かせたいときに後輩にあげてしまうので、数年に一度買い直していますが、使っていて落ちたことも壊れたことはありません。マグネットが強力なので、黒板に貼り付けておけば安心です。

えび先生
えび先生

かに先生、ありがとうございますー。

  

タイマーを使うときの留意点

では、タイマーを使うときの留意点についてお話します。

(1)タイマーを使うことで生徒の集中力をコントロールする

ミニテストを実施するとき、プリントに自分の考えを書くとき、実験を行うときなど、時間を決めて活動したいことはたくさんあります。

「では3分間、時間を測ります。始めてください」

と言うだけで、生徒の集中力は3分間維持されます。深呼吸したくて顔を上げると、黒板に貼られたタイマーが進んでいます。また手元の活動に戻ります。

「のこり1分、意見がまとまったら発表する人を決めておいてくださいね」

班での話し合い活動でも、時間内に一定の結論を出さなくてはいけないので、気の利いた生徒がタイマーをチラチラ見ながら話し合いを進めてくれます。

定期テストなどの大切なテストでもタイマーできちんと50分を測ってあげれば、チャイムの鳴る・鳴らないとか教室の時計が微妙にズレているとか、気にする必要がなくなります。(残り時間は何分かな)と考える生徒のリソースを減らしてあげることができます。

  

(2)タイマーは目安時間にして生徒の様子を見て止める

タイマーが良いところは集中力が高まることです。反面、終了のピピピ音が鳴ると、生徒の集中力が一気に下がります。

集中した分の疲れもあるでしょう。がんばった分、友達のことも気になるでしょう。チャイムが鳴ったときのような開放感が出てきます。

そこで、サウンドOFFにして、タイマーを目安時間として使うようにします。

「では目安3分で時間を測ります。みんなの様子を見て、時間を決めますね」

と言って、タイマーをスタートします。生徒は先ほどと同じように集中して取り組んでいますので、2分40秒ぐらいでさりげなくタイマーを止めます。

今書いているところを、あとちょっとだけ書きたい。もうすこしで実験が終われる。話し合い活動が盛り上がっていて中断させたくない。といったときに使います。

初めての実験で時間が正確に見積もれないときや、クラスによって生徒の力量がちがうときに、使うようにしています。