【生物】「発酵」と「腐敗」は人間が区別しているだけ

理科の雑学

給食の時間に、食べ物をこぼしてしまうことがありますね。誰にでもあります。それをとやかく言うつもりはありません。こぼしたら拾うなり、拭くなりすればいいだけです。

ただ、こぼした瞬間に「うわっ!きったない!」って言うのは嫌いです。今まで「おいしい、おいしい」って言って食べてたのに、こぼした瞬間に別のものに変わってしまったように言うのは、どうかと思うのです。

「あるある」なお話なのですけど、こういうリアクションは、私が好きではないのです。給食指導とか食育とかの以前の話です。

  

給食の時間の会話で聞かれる「あるある」として、納豆が給食に出たときにはこんな会話が聞かれます。

りかこさん
りかこさん

納豆って苦手なんだよね。あれって、腐っているんでしょ?

かがくん
かがくん

そのわりにはヨーグルトおいしそうに食べてるじゃないですか?

もちろん、納豆もヨーグルトも発酵食品です。しかしそれを「腐っている」と毛嫌いする生徒もいます。

さて「発酵」と「腐敗」について調べたことがありました。さて、この2つは何がちがうのでしょうか?

発酵と腐敗は何がちがうのか?

発酵と腐敗は何がちがうのか調べてみました。

発酵 … 微生物(主に細菌や酵母)の分解作用で、人間に都合の良いものができること

【発酵の種類】 アルコール発酵、乳酸発酵、酢酸発酵、アミノ酸発酵、核酸発酵

【利用の仕方】
  食品加工(ヨーグルトやチーズの製造)、醸造(ビールやワインの製造)、食品保存(漬物)など

  ワイン → 酵母菌でブドウの糖分を発酵させる
  日本酒 → 酵母菌はデンプンを分解できないため、コウジカビを加えて、
        デンプンをブドウ糖に分解させ、そのブドウ糖を酵母菌でアルコールにする。

腐敗 … 微生物(腐敗菌)の分解作用で、人間に都合の悪いものができること

腐敗は微生物や酵素の作用により、有機物が不快な臭いや外観の変化を伴って分解される過程

腐敗した物質はしばしば有毒で、食べることが危険です。腐敗によって生成される物質は、通常、健康に害を及ぼす可能性があります。

  

りかこさん
りかこさん

先生、給食の時間に「腐ってる」とか言わないでください。

かに先生
かに先生

・・・すまなかった。