初任研担当として、初任者の先生方の報告書にコメントを書いています。
指導の先生とのやり取りや、教室での実践を通して、皆さんが日々たくさんの学びを積み重ねている様子に、励まされる思いです。
このブログでは、報告書には書ききれないような視点から、わたし自身の経験も交えてメッセージをお届けしています。
少し立ち止まって考えたいとき、ふとヒントが欲しくなったときに、気軽に読んでいただけたらうれしいです。
「教科指導の基本技術」へのコメント
教師の一挙手一投足が子供に影響を与えます。視線を送る、相づちを打つ、だけでも子供を認めることはできます。
子供たちは貴重な50分という時間を先生とともに過ごしています。決して無駄に思わせないように、感じさせないように、我々は常に研究と修養を積みます。
一時間一時間、子供たちと良い時間が過ごせるように、不断の努力を続けていきましょう。
コメントの意図を解説します
生徒は一生懸命イスに座っています。50分も座っているのです。
ただ50分イスに座っていなさいと言われるのは、大人だって苦痛です。
訳の分からない研修会に参加させられたときに、本当に、生徒の苦痛を体験することができます。
そう、訳が分からないのに座っていなければならないのは、苦痛なのです。
でも映画館でなら2時間座っています。目をキラキラさせながら座っています。
好きなテレビ番組が始まると、トイレに行くのも惜しいように身動きしません。
タブレットをやりはじめると、「え?もう1時間?」という子供も多いです。
そう、好きなもののために座っているのは、苦痛ではないのです。
ならば自分の授業はどうでしょうか?授業にはさまざまな工夫が盛り込めます。生徒をただ受け身にさせておくだけではありません。テレビのドラマやお笑い番組とは違います。
先生と問答したり、生徒同士で話し合わせたり、ノートに書いたり、黒板に書いたり、タブレットに書いたり、体を動かしてモノをつくったり、実験したり、表現したりできます。
先生だけが頑張るのではありません。子供が頑張りを引き出せるように、まず先生が頑張るのです。


