学級担任が使いこなしたい5つのプリントの集め方と使いどころ

学級担任として
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あみ先生
あみ先生

ふ~、4月は回収するプリントが多いな~。

かに先生
かに先生

生徒理解カードとかの保護者に書いてもらうプリントもあるし、
「今年度の目標」とかの生徒作文もあるからね~。

あみ先生
あみ先生

しかも、出席番号順に並べ直しておかなくちゃいけませんよね。
それだけでも手間ですよ。

かに先生
かに先生

あれ?出席番号順に集めていないんですか?
あみ先生、プリントの集め方にもいろいろあるんですよ。

あみ先生
あみ先生

「後ろから集めてくださ~い」じゃないんですか?
ほかにどんな方法があるのか、教えてください!

5つのプリントの集め方と使いどころ

学級活動でも授業でも、生徒からプリントを集める機会はいろいろあると思います。

プリントの集め方にはいろいろありますが、私は5つの方法を使い分けています。それぞれに指示の言葉が違っています。

4月の最初に(できれば黄金の3日間のうちに)、クラスの生徒にこのルールを教えて使っていくようにします。一度練習すればクラスがどのように動くのか、生徒自身も覚えますし、先生も生徒の動きを把握できます。

では、5つの言葉を紹介していきます。

その1 「後ろから集めてください。」

かに先生
かに先生

それじゃ、プリントを後ろから集めてください。

こう指示すると、各列の一番後ろの生徒が立って、歩きながら前の人のプリントを集めて先生に渡します。

一番単純で、一番使う方法ですね。

他の先生方もよく使う方法なので、学級担任として全員に身につけさせる必要があります。

このときに、集めるときに記名がしてあることを確かめさせると、回収後の記名点検の手間が省けます。

また場合によって、後ろの人のプリントが下に、前の人のプリントが上になるようにさせます。こうすると、返却時も列ごとに上から渡していけばよくなるので、返却時も楽になります。

出席番号が早い人ほど上になるよう指示すると、回収後に出席番号順に並べるのも少し早くなります。

その2 「後ろから回してください。」

かに先生
かに先生

書き終わったら、後ろから前の人に回してください。

こう指示すると、後ろの生徒はプリントを前の生徒に渡します。最前列の生徒にプリントが集まったら、最前列の生徒は先生に渡します。先生が生徒の前まで行って受け取ればいいだけです。

これは意外かもしれませんが、プリント1枚取って前から後ろに回していく「後ろに回してください。」の逆バージョンです。一度やれば理解できるはずです。

このメリットは、生徒がいちいち席を立たなくても集められることです。デメリットは前の生徒が気が付かないと、回収が遅くなることですが、大してイライラはしないでしょう。

静かに活動したい場合や、カバンなどが置いてあって机間の通路が狭いときに使えます。けっこう便利です。

その3 「班ごとに集めてください。」

かに先生
かに先生

班の代表が集めて、前に持ってきてください。

こう指示すると、各班の班長などがプリントを集めて持ってきます。

生活班や理科室の実験班など、いろいろな班があると思いますが、班活動をして,班ごとにプリントに共通部分がある場合には、まとめて見た方が効率的です。

班の誰が集めるのか揉めないように、ルール化しておくのがいいと思います。

いろいろなルールが考えられます。班長が集める、副班長が集める、学習係が集める、右前の人が集める、真ん中の人が集める、最後に書き終わった人が集める、などなど。

学級の係の名前や、生徒の実態に応じて決めておくといいと思います。

この集め方も授業等でよく使いますので、生徒にはマスターさせたほうがいいでしょう。机を班ごとの島にしている場合にしばしば使います。

その4 「先生が集めるので裏返してください。」

かに先生
かに先生

それでは先生が集めますので、裏返して待っていてください。

こう指示すると、生徒は書き終わったプリントを裏返して机に置きます。そして先生がプリントを集めるのをじっと待ちます。

無記名のアンケートを回収するときなど、生徒指導上の秘密を守る必要がある場合、生徒同士で覗き見してほしくない場合に使います。

集めるときには、教室の端から順番に集めます。後ろに行ったらUターンしながら集めます。

この順番を崩さなければ、座席表とプリントの順番を照らし合わせて、無記名でも誰が書いたものか判別できます。(もちろん、このことは生徒には秘密です。)

職員室に戻ったら、どの順に集めたか忘れないように、プリントのすみに名前や出席番号をメモしてしまいましょう。書き終わっていなかった生徒のプリント1枚だけを最後に集めたりすると、後から苦労することになります。

ただし、「これを書いたのは君だよね。」なんていう使い方をしてしまったら無記名の意味がなくなります。生徒からの信頼を損ないますので気をつけましょう。

この集め方は、教員として、学級担任としての基本テクニックですので、ぜひ使えるようになっておきましょう。 

その5 「みんなで出席番号順に集めてください。」

かに先生
かに先生

じゃあ、出席番号順に集めます。1番、6番、11、16、21、26、31の人が集めます。よろしく。

こう指示すると、出席番号1、6、11、16、21、26、31の生徒がプリントを集めます。

出席番号1番の生徒が、出席番号2~5までの4人からプリントを受け取ります。逆に言えば、出席番号2~5の生徒は出席番号1番の生徒にプリントを渡しに行きます。

ほぼ全員が席を立つのでごちゃつきますが、先生が出席番号順に並べるという手間が省けます。

プリント5枚であれば順番に並べるのも容易なので、集める生徒の負担も渡しに行く生徒の負担も平等です。回収物の多い4月や8月の学期はじめによく使います。

 

ただし、注意が必要なこともあります。

クラスには、指示の言葉を聞き取れない生徒や特別な支援を必要とする生徒もいます。

そういった生徒が指示に対してどのように反応するのか、他の子と同じようにできるのか、固まってしまうのか、ウロウロするだけなのか、きちんと見てあげるようにします。

その生徒が回収役になった場合、難しそうなときには、先生が自ら受け取りに行ってもいいでしょう。できるかどうか、初めての指示のときに確かめておくことが大切です。

まとめ

いかがですか?

その1、その3は教科担任としても使うことが多いと思います。

その2、その4の方法は、少し練習や時間が必要かもしれませんが、何度か行えばスムーズにできるようになるはずです。

参考までに、生徒に提案してみてください。生徒がOKしてくれたら、すぐに学級のルールとして使えます。

試すことに失敗はありません。

かに先生
かに先生

どうぞ、付箋にまとめてみました。

あみ先生
あみ先生

さっそく明日から使ってみたいと思います!

【プリントの集め方】

  1. 「後ろから集めてください。」
  2. 「後ろから回してください。」
  3. 「班ごとに集めてください。」
  4. 「先生が集めるので裏返してください。」
  5. 「みんなで出席番号順に集めてください。」

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