いちおう「趣味はカメラです。」と答えるくらいに、カメラと写真が好きです。
そしてカメラ好き、写真好きのよくある話ですが「でも、写真を撮りに行く時間がないのですよね。」という言い訳を付け加えています。
大勢いるカメラマンのなかでも、内田ユキオさんの写真の雰囲気が好きです。

また、カメラ片手に旅をしたいなー。

定年なんて待ってたら、いつまでも行けませんよ。
卒業文集メッセージ「モノクロームの虹」
「モノクロームの虹」
雨が降ると憂鬱な気分になり、雨上がりには心も晴れる。
人の気持ちは天候に大いに左右される。
そしてちょっと空を見上げて虹を見つけると、得意げに誰かに教えてあげたくなったり、他に誰か気付いたかなと期待したり、一人で独占したい気持ちになったりもする。
虹を見るとうれしくなる。
人のしあわせは意外と身近にある。
虹が七色だと言ったのは誰だったのか?調べてみたら、あのアイザック・ニュートンだった。
彼がどうして七色と言ったのか、それは「音階のドからシまで七音だから」だったそうだ。
ニュートンは宇宙誕生以来ずっとあったのに誰も気づかなかった「重力」を発見した人だ。
そんな彼が、虹と音楽を結びつけて見ている。きっとしあわせな人だったのだろう。
上手な写真は「引き算」だと言われる。
見せたい被写体を明確にし、それ以外を排除していく。
最終的には色さえなくなくして、モノクロになる。
モノクロで撮った「どこまでも青い空」は、誰の目にも無限の青に見えるし、「終わりのない虹」は無限のグラデーションを描いている。
私たちの世界もまた、私たちの心もまた、無限の広がりをもっている。
美しい色と音楽を探してダンスを続けてほしい。
さいごに、私の恩師の言葉を贈ります。
「人と人のあいだを美しく見よう。人と自分のあいだを美しく見よう。つかれてはならない。」
久しぶりに本棚から引っ張り出して読み返しました。

やっぱいいよなー。こういう写真撮って、こういう文章書けるようになりたい。
せめて、新しいカメラが欲しいな~。。。