【初任研】35「学級活動の参考授業」へのコメント

 初任者研修

初任研担当として、初任者の先生方の報告書にコメントを書いています。

指導の先生とのやり取りや、教室での実践を通して、皆さんが日々たくさんの学びを積み重ねている様子に、励まされる思いです。

この記事では、報告書には書ききれないような視点から、わたし自身の経験も交えてメッセージをお届けしています。

少し立ち止まって考えたいとき、ふとヒントが欲しくなったときに、気軽に読んでいただけたらうれしいです。

 

【初任研】35「学級活動の参考授業」へのコメント

ロイロノートはパワーポイントとちがって、アレコレと機能がないぶん、中身に集中できるのがいいですね。プレゼンスキルはこれからの人生で大切な力なので、今から少しずつ話し方や発表の仕方を身に着けさせましょう。

学活は学年で統一したことをやることも多いと思います。担任裁量でできる日を確かめて、計画を練るようにしましょう。あらかじめ生徒に予告を伝えたり、簡単なアンケートをとったりと、事前の準備を大切にしてください。

   

コメントの背景を解説します

今回の参考授業は、生徒がつくった記事の発表の時間でした。その辺も踏まえてのコメントです。

メッセージの伝え方

プレゼンテーションスキルや話す力は、今後の学習や社会生活で必ず求められるものです。そこで、ICTツールを使う目的を「見栄えをよくすること」ではなく、「伝える力を伸ばすこと」に置くようにしてほしいと思います。

かつては先生も生徒も、プレゼンと言えばパワーポイントのアニメーションを使えばいい、色をど派手にすればいいというものが多かったですが、ずいぶんとそれも減って洗練されたものになりました。

大事なことはメッセージそのものであって、それをどうやったら伝えられるかに苦心することに学びがあります。アニメーションや色というのは、そのなかの一部でしかないことに、早めに気付いてほしいと思います。

総合的な学習の時間や技術科でも扱えるところですが、相互補完的に学び、実践したいところです。

社会につながる力を育てる時間

学級活動を「形式的な時間」ではなく、他教科の学習や、社会につながる力を育てる時間として捉える視点があればいいと思います。

また、「学年で統一した内容」と「担任の裁量でできる活動」の両方に言及しているとおり、学活はどうしても行事や指導で詰まりやすい時間です。

先生が自ら種まき(事前の予告やアンケートを取る)といった丁寧な準備をすることで、子供たちの参加意識が高まり、興味や期待感をもって授業を受けてくれると思います。