初任研担当として、初任者の先生方の報告書にコメントを書いています。
指導の先生とのやり取りや、教室での実践を通して、皆さんが日々たくさんの学びを積み重ねている様子に、励まされる思いです。
この記事では、報告書には書ききれないような視点から、わたし自身の経験も交えてメッセージをお届けしています。
少し立ち止まって考えたいとき、ふとヒントが欲しくなったときに、気軽に読んでいただけたらうれしいです。
「夏期休業中の服務と勤務」へのコメント
夏休みは教師としての大きなチャンスです。午前中からの部活で汗だくになって、全ての気力が潰えそうですが、そこを踏ん張って、午後はもうひと頑張りします。生徒にもそう言っているはずです。
教材研究だけでなく、生徒指導の記録と今後の見通し、学級経営の作戦づくりと仕掛けづくりなど、やっておくといいことはたくさんあります。
そして、読書や映画鑑賞など、余暇の部分も自分の余白を伸ばす大切なところです。自分の経験が人間としての深みを生みます。同じ時間を使うにしても、頭の片隅に子供たちを残しておきましょう。
コメントの意図を解説します
かつて、新しい体験をすることにためらっている私に、「自分の体に何を経験させたいか?自分の器に何を入れておきたいか?」と言った友人がいました。
頭ではやったほうがいいと分かっている、体はちょっと不安がっている、そのあいだで心はどうしたらいいか顔色を窺っている。そんなときがあります。
それ以来、新しいことをはじめるときに臆してしまったら(自分の体に何を味わわせるか?)と考えるようになりました。
また、ゲームで遊んでいるといった先輩教師もいました。え?ゲームに時間を費やすの?と思いましたが、休み時間には生徒とゲームの話で盛り上がり、生徒たちは心を開いていました。なるほど、と思いました。
アニメ好き、映画好き、韓流好き、プラモ好き、ゲーム好き…、今だったら○○推しといったところでしょうか、いろいろな中学生がいます。なんでもやってみれば、楽しさと親しみを共有できる生徒がいるかもしれません。株でも恋愛でも、結婚も介護も、すべての経験は子供に話ができます。
もちろん、話せないこと、話したくないこともあるでしょうけれど。
自分の余暇活動が、教育現場にも還元出来たら、また尚のこと良かったと思えるでしょう。校外研修、教材研究のあいまにそんな時間を過ごしてほしいと思います。



