初任研担当として、初任者の先生方の報告書にコメントを書いています。
指導の先生とのやり取りや、教室での実践を通して、皆さんが日々たくさんの学びを積み重ねている様子に、励まされる思いです。
このブログでは、報告書には書ききれないような視点から、わたし自身の経験も交えてメッセージをお届けしています。
少し立ち止まって考えたいとき、ふとヒントが欲しくなったときに、気軽に読んでいただけたらうれしいです。
「学校の教育目標と校務分掌」へのコメント
学校は校長先生のビジョンを実現する場です。
校長先生にビジョンを持っていただくため、私たちはさまざまな計画を立て、実践し、そのフィードバックを校長先生に上げます。
教育委員会や文科省からもさまざまな情報が届きます。さまざまな法令があり、調査結果が出てきます。
校長先生の学校運営ビジョンを見ていると、校長先生がいかに考えあげて、覚悟を持っているかが分かります。
だから私たちは校長先生を支えていくのです。それが生徒たちのためになるからです。
コメントの意図を解説します
学校は誰のものか?と問われると「生徒のものです。」と言いたくなります。
では、その生徒のことを誰よりも考えている人は誰かというと、校長先生です。
わたしも多くの校長先生のもとで働いてきました。すべての校長先生が、生徒のことを誰よりもよく考えていました。
それは生徒の良いことも悪いことも、先生方がしっかりと校長先生に話していたからです。ときには生徒指導主事や教頭から話が上がることもあったでしょうし、先生同士の話が聞こえたこともあったでしょう。それらも含めてです。
「報告・連絡・相談」とよく言いますが、それがきちんと機能している学校では、校長先生のリーダーシップがあり、先生方のフォロワーシップがしっかりしています。
だから校長先生は学校全体を把握して学校運営ビジョンを打ち出せるのです。逆に言うと、学校運営ビジョンには、学校、先生、生徒、保護者、地域の実態が現れています。



