学校の先生も1月始まりのマンスリーリフィルがおすすめ!

 教師手帳

「教師手帳」では月別リフィルを用意していません。市販品でいいものがあるので、それでまかなえるからです。システム手帳のメリットを生かして、全てを自作するのではなく楽できるところは楽をしましょう。

先生方は学校は年度単位で動きますので、4月始まりのマンスリーリフィルの購入を考えると思います。

わたしも4月はじまりを使っていた時期もありましたが、今はあえて1月始まりのマンスリーリフィルを購入しています。

1月始まりと4月始まりの両方を使ってみると、学校の先生でも1月始まりのほうがいいと感じます。今回は学校の先生に1月はじまりをオススメする理由を説明します。

  

学校の先生にとって春休みは激務である。

学校の先生の事務仕事で多忙・多忙感のピークは年度末、年度始めです。つまり春休みが一番忙しいのです。

通知表の完成、修了式で3学期が終わり、ようやく今年度もお終いかとホッと一息…。と思いきや、要録の完成、諸表簿の提出、離任式、送別会、職員会議の準備、歓迎会、新年度準備…。

事務仕事もイベントもてんこ盛りです。異動する先生も、それを見送る先生も、それぞれ息つく暇もないくらい忙しいのです。

  

そんな最中に、4月始まりのマンスリーリフィルを買いに行く余裕はありません。

2月くらいから販売が始まっているので、見つけたらすぐに購入して、来年度の年間行事計画をいち早く手に入れて、リフィルに書き込んでいくようになります。

購入する時期、書き込みをする時期が、実はとても忙しい3学期後半だというのが最大のネックです。

  

1月始まりのほうが値段が安くて期間も長い。

ネット通販を見たところ、Bindexのマンスリーカレンダーリフィルは1月始まりのほうが4月始まりより数百円安くなっています。

また、期間のちがいもあります。Bindexのマンスリーカレンダーリフィルの場合、1月始まりは前年12月~翌年3月の16ヶ月もあります。

これに対して、4月始まりは4月~翌3月までです。12ヶ月分です。

  

年度単位で買い換える4月始まりは、翌年3月で終わりです。年度単位で仕事をする人にとっては普通ですが、ちょっと損した気になります。

しかし、1月始まりはご丁寧に来年の3月までのリフィルが入っています。毎年買っていくと1~3月がかぶるわけですが、ここは古いほうの1~3月を使います。すでに3学期の計画が書き込まれているはずだからです。

余ってしまう1~3月は、学校の年間計画を貼ったり、校務分掌表を貼ったりと、なにかを貼り付けるための台紙として使えます。これが意外と便利です。

  

  

年末年始は手帳と向き合う時間が作りやすい。

「一年の計は元旦にあり」といいます。学校の先生も同じです。

ふだんは目が回るような忙しさですが、年末年始のおよそ1週間は、ゆっくりする時間が作れるはずです。仕事納めから仕事始めまでの学校閉庁期間は、仕事をしに行くことはできません(内心、行きたいときもあるけれど)。

ワーク・ライフ・バランスを取れるように、旅行や帰省といったイベントをはさみつつ、プライベートのリラックスした時間がもてます。家族と話しながら、休みの予定を考えることもできます。

1月はじまりのマンスリーカレンダーリフィルを買っておくと、心と時間にゆとりをもって、手帳と向き合う時間が作れます。

   

手帳を前に年末年始に何をするか

手帳にマンスリーカレンダーリフィルをセットしたら、決まっている予定から書き込んいきましょう。

(1)マンスリーカレンダーに書くこと

プライベートでは、自分や家族の誕生日を書き込みます。お誕生日会をするなら、それに合わせていつやるのか予定を立てます。

結婚記念日や入籍記念日など、夫婦や家族の記念日もお祝いする場合には、家族と話し合っておくといいと思います(サプライズでなければ)。

家族で行きたい旅行についても、連休などを確かめて、調べたり、予約を入れたりする時期に見通しをもっておきます。

仕事の計画はそれほど多くはありません。12月末の時点で来年度の学校の予定が確定しているものは少ないと思います。

中体連や修学旅行など、大きな行事くらいは確定的だと思いますので書いてもいいかもしれません。自分で研究会などに入っている方は、すでに決まっている研修会の予定などを書き込みます。

旅行やお祝いごとなど、とりあえず(仮)だという予定は付箋を貼ったり、鉛筆で書いていいでしょう。

  

(2)ノートリフィルに書くこと

カレンダーリフィルだけでなく、ノートリフィルもあればいろいろできます。

じっくり時間を書けて、「やりたいことリスト」「欲しいものリスト」を作ってみることもできます。ミッションステートメントの修正したり、プロフィールシートを手直しすることもできます。

プロジェクトリフィルを整理しながら、タスクの洗い出しをすることもできます。ライフログリフィルに、写真やイラストやマステやシールでデコレーションしたりもできます。

やりたいこと100などのリストを見直したり、ミッションステートメントを書き直したりするのは、今年の抱負を書いていた子供時代と重なり楽しいものです。

子供のときとちがって想像しただけで満足してはいけないので、きっちりとスケジュールやToDoリストに組み込んだり、プロジェクトリフィルを作成したりしていきます。

 

3学期になったらどうするか

1月にもなると、来年度の教育課程編成もそろそろ完成を迎えるころだと思います。来年度の年間行事計画(年計)などはできあがっているはずです。教務の先生にお願いして1部いただくようにしましょう。

これをマンスリーカレンダーリフィルに書きこんでいけば、とりあえず来年の流れは把握できます。

春休みに入るまでは、少しは手帳と向き合う時間が取れると思います。年間行事計画をベースに、他のイベント等の予定が分かったら書きこんでいくようにします。

もし気に入ってくださったなら、3学期なかばくらいには「教師手帳」を印刷しておきましょう。

  

おすすめマンスリーカレンダーリフィル

仕事中の手帳は、戦場をともに駆け抜ける相棒です。大晦日やお正月くらいはゆっくり休ませたいと思います。こたつでみかんを食べながら手帳とのんびり向き合いたいものです。

1月始まりのマンスリーリフィルを購入する11月後半、4月始まりを購入する2月後半。この時期の忙しさの違いが大きなちがいです。

たった3ヶ月、たった数百円でも、年度末年度初めに忙しい学校の先生にとっては大きな差です。以上、カレンダーリフィルについて、検討される際のヒントになれば幸いです。

  

最後に、おすすめのマンスリーカレンダーリフィルはこちら「Bindex A5-081」。前年12月~翌年3月というだけでなく、月曜始まりです。しかも、インデックスが従来の赤青ではなく濃淡グレーです。

  


【更新履歴】

2022-01-04 教師手帳ダウンロード記事、アフィリエイトリンクを2022年のものに修正

2023-11-18 本文の修正。教師手帳ダウンロード記事、アフィリエイトリンクを変更。

2024-11-05 本文の修正。教師手帳ダウンロード記事、アフィリエイトリンクを変更。