「教師手帳」をさらに便利にするアイテム

教師手帳

「教師手帳」はできるだけ安上がりに構築することを目指しています。

システム手帳なので一番費用がかかるのはバインダーです。高級な革製になれば数万円はしてしまいます。ここはみなさんのお財布と相談してください。

そこで、とりあえず使い始めるために保管用バインダーのなかでも見栄えのいい「帆布製バインダー」を推奨しています。

しかし、保管用バインダーなのでポケットなどの機能性は全くありません。今回はそれを補うためのさらに便利なグッズ類を紹介します。

シールやメモをはさめるA6クリアホルダー

A6サイズのクリアファイルを、おもて表紙の内側に貼っています。A5サイズでもいいのですが、ピッタリすぎるととり出しにくいと思います。

気に入った柄のものが購入できたら、剥がれ落ちないように両面テープで貼ってしまいます。

教員は日常的に名刺を持ち歩いたり、カードを持ち歩いたりする仕事ではありません。名刺入れや財布の代わりにはしませんので、カードが何枚もはいるようなポケットは入りません。

それでも生徒の出欠を書いた小さなメモ紙や、連絡事項をまとめた紙、インデックスシールなどの細かい文具は持ち歩きたいときがあります。そういう場合には、小さなクリアファイルが便利です。

ミドリさんのこの辺の商品はオシャレで好きです。コーヒーが好きなので、今はこれにしています。

やっぱり便利なフィルム付箋

メモ紙や見出しやしおりや目印として、付箋は便利です。

付箋リフィルというものもありますが、枚数が減ってきたら手帳がボコボコ波打ちそうで使っていません。

そこで、薄くて邪魔にならないフィルム付箋を、マスキングテープで裏表紙の内側に貼っています。

マステなので、ポストイットがなくなればキレイにはがして新しいものを貼り直せます。

さすがにメモを書き込むほどではないですが、一時的な見出し、しおりとしては便利に使えます。

生徒の個人情報を守るA5ノート

システム手帳を使っているのに、ふつうのノートがどうして必要なのかというと、生徒の個人情報を守るためです。

教師手帳はいつでもどこでも、できる限り持ち歩きます。外での会議や研修会にも持っていきますし、図書館や実家にも持っていきます。肌身離さず持ち歩くことで、さまざまなことができます。

それに対してこのノートは、生徒の個人情報(特に指導に関わる記述)を別にするためのノートです。学校の中でしか持ち歩かず、退勤時にはずして机の引き出しにしまい、出勤時にとりだしてゴムバンドを使って手帳の内側にとじます。こうして、生徒の個人情報を守るようにしています。

私としてはB5ノートだとやはり大きく、持ち歩きに抵抗を感じます。どこでも安価で手に入るのはいいのですが、生徒も同じサイズを使っています。机上には書類が集まります。それゆえに定番サイズは行方不明になりそうで心配です。

A5ノートは小さいですが、手帳と同サイズです。手帳と一緒にしておけば無くす心配はありません。絶対に落としてはいけないので、ゴムバンドで固定して「外しやすいけど落とさない」を実現しています。

手帳を立てておけるブックスタンド

ブックスタンドは、日本語で言えば書見台です。本来は読書のために使うものだと思います。

手帳はいつでも開いておいて、いつでも見られる、書き込めるようにしておくのがベストです。誰かに見られて困るページは開いておけませんが、即座に書きこめる状態にしておくことは大事です。

しかし、あまりに仕事が立て込んでくると書類の山ができて、手帳を置くところがありません。

そんなときにこのブックスタンドがあると、机上に手帳の定位置ができます。立てられるので確実に見つかります。チェックマークなどの簡単な内容なら書きこむこともできます。使わないときは折りたたんでしまっておけるのも便利です。本や手帳だけでなく、タブレットを立てておくこともできます。

私は家用と職場用に2つ持っています。

最終ゴールは保管用バインダー

帆布製の安いバインダーをメインで使うように紹介しつつ、さらに安い保管用バインダーも紹介しておきます。

保管用バインダーも文具メーカー各社から出ていますので、できれば統一したほうがいいと思います。同じもののほうが並べたときに美しいからです。

ただ現実には、在庫の関係で色もメーカーもバラバラになってしまいました。一度に大量に買うのも嫌なので仕方ないですね。今のところ、レイメイ藤井さんのものが一番安いと思います。安くても、なんの問題もありません。

1年間で2冊くらい使っています。ライフログノートをどれだけ書いたかによって冊数は変わるのですが、3冊必要になった年はまだ無いですね。もっと書けるようになりたいな~。

 

以上、システム手帳の周りで活躍している文具でした。

振り返ってみても、やはり定番商品を買うという基本だけは外せないようです。

教師手帳リフィルの周りで使っている基本の文具はこちらをご覧ください。(やっぱり定番商品ですが)