「教師手帳」で使っている文具を紹介します

 教師手帳

「教師手帳」はA5サイズのシステム手帳です。

今回はこのシステム手帳を構築するための、手帳グッズなど文具の紹介をしたいと思います。

初期投資はできるだけ安いほうがいいですね。なるべく定番商品を買うようにしています。

システム手帳といえばバインダー

システム手帳といえば6穴バインダーです。数万円する本革製の高級バインダーから、千円以下で買えるプラスチック製の保管用バインダーまで、いろいろな商品があります。

私も自分の相棒としてシステム手帳を選んだときに、初めに選んだのは本革製のバインダーでした。2万円くらいしたと思います。

それを数年間使い続けて、ある日、バインダーが壊れて閉まらなくなってしまいました。自分とともに戦場を駆け抜けてきた相棒が、力尽きて倒れたときのショックは本当に大きかったです。

それからは(革製でもいつかは壊れるんだ。高級品を買ってもダメなんだ…。)みたいな悲壮な気持ちが先行してしまって、なかなか革製の手帳に手を出せないでいます。

だからといって、さすがにプラスチック製の保管バインダーでは様になりません。

そういった経緯から、今使っているのは帆布製のバインダーです。プラスチックのように安っぽくもなく、革よりも親しみやすさがあります。

値段的に見ても、リング径を見ても、おそらく保管用バインダーの分類だと思うのですが、そのため名刺入れなどの余計な装飾がありません。わたしとしてはできるだけリフィルをはさみたいので、装飾ぶんの厚みが余計です。シンプルさはメリットだと思っています。

値段もお手頃なのでちがう色を使ってみようかなという楽しみもあります。汚れても(まぁいいか)と我慢ができます。シールなんか貼って自分らしさを演出することもできます。

A5用紙は定番商品がいい

教師手帳を印刷するためにはA5サイズの用紙が必要になります。

一番のおすすめは「日本能率協会 No.A5-455」という無地リフィルです。次のようなメリットがあります。

・クリーム色で目に優しい。

・6穴が開いているので穴開けの手間がない。

・定番のリフィルなので販売終了などのリスクが低い。

もちろん無地リフィルは手帳メーカー各社から出されていますので、白さや書きやすさなど、自分の気に入ったものを探すのも良いと思います。

試してみて気に入らなくてもノートリフィルとしては使えますから、無駄にはならないはずです。

紙については定番商品であるという安心感はとても大きいです。あまり聞かないメーカー、ブランドは避けたほうがいいように思います。

無地リフィルだとしても、わずかでも安上がりにしたい場合はA4コピー用紙を裁断機で切るか、A5のコピー用紙を買いましょう。ピッタリ半分に切れないと嫌なので、わたしはA5コピー用紙も買っています。

どんな紙でもリフィルにできる6穴パンチ

上記のA5コピー用紙をとじるときにはシステム手帳に合わせた6穴を開ける必要があります。

私はプロジェクト用やライフログ用の白のノートリフィルはこれで準備しています。

また年間指導計画や自分でつくった資料など、穴を開けてとじておきたいものは結構あります。

システム手帳を使いこなしたいなら、必ず購入しておきたいものです。とりあえず安くて良いものを。

今日がわかるインデックスリフィル

ペーパーリフターとかブックマークとか下敷きリフィルとも言われます。

私は「ASHFORD」の「A5 ブックマーク 0440-100」と「A5 ペーパーリフター 0441-100」の2つを使っています。

「A5 ブックマーク」のほうは教師手帳の今週のところに綴じておきます。幅が狭いので、ウィークデイとToDoリストを同時に見ることができるので便利な大きさです。

「A5 ペーパーリフター」はライフログノートの今日のページの裏側に綴じています。大きいですのでそのまま下敷きとして使えるからです。

他のメーカーからも同様の商品は出されていますが、ASHFORDのものは他より厚みがあって「Today」の部分も丈夫で長持ちします。どちらも1日のなかで一番見返すページに使っています。

横に出ているインデックスリフィル

インデックスリフィルは4枚入っています。使っているのは「Bindex No.A5-602」です。色は微妙なのですが、10年近く前に買って未だに壊れる気配がないので使い続けています。

これがなくても、必要なページにはダイレクトにアクセスできるようにしているのですが、この4枚のインデックスリフィルがないと、システム手帳として情報の区別ができなくなってしまいます。

残念ながらもう廃盤のようなので、これに近い「ペーパーインデックス ヨコ6 ペールカラー A5-681」をリンクしておきます。

これに下の4つのタイトルを貼り付けて使っています。

『スケジュール』・・・「年間計画」「月別リフィル」「教師手帳」をまとめています。

『ライフログ』・・・1日1~2ページで書いている白紙リフィルです。

『プロジェクト』・・・タスクや日程、他の人との協働が必要なややこしい仕事をまとめています。

『リファレンス』・・・書き込むことは少なくても繰り返し見る価値のあるリフィルをまとめています。

小さい見出しは上に出すインデックスシール

システム手帳を使ってみると分かりますが、インデックスというのは位置によって違いがあります。

教師手帳やライフログのページには「Today」のインデックスが下から出ています。

一番見つけやすいインデックスは下側です。ですから、一番開く今日のページのインデックスは下にします。丈夫さも必要です。

インデックスリフィルは横に出ています。月間ダイアリーも横に耳が付いています。

つぎに開くことが多いところです。ここはバインダーの幅によって飛び出したり、飛び出さなかったりしますので、折れ曲がりにくいインデックスがいいと思います。

残っている上側には、各プロジェクトのノートリフィルにインデックスシールを貼っています。

上についているインデックスは見ずらいです。少し首を伸ばしてのぞき込まないと、目的のインデックスが見つかりません。

ただ、自分で貼るのでどれだけ飛び出すか調節ができます。どのへんに貼るのか工夫することで、手でおおよその場所を把握しておくことも可能です。

上に貼るメリットはもう一つあります。インデックスシールを横に貼ってしまうと、ドキュメントスキャナで取り込むときに引っかかってまっすぐ読み込めないことがあります。上に貼ってあればそのままセットして読み込んでしまうことがあります。

 

ここまで揃えればだいぶ使いやすくなると思います。インデックスは後回しでも良いと思います。

まずはバインダーと無地リフィルを選ぶところからですが、そう考えると初期投資は3,000円くらいでしょうか。

とじ手帳と比べても高すぎるということはないと思います。使っていくうちに不満や要望が出てくれば、それに合わせて買い直していくことができます。定番商品ですが、参考にしていただければ幸いです。