初任研担当として、初任者の先生方の報告書にコメントを書いています。
指導の先生とのやり取りや、教室での実践を通して、皆さんが日々たくさんの学びを積み重ねている様子に、励まされる思いです。
この記事では、報告書には書ききれないような視点から、わたし自身の経験も交えてメッセージをお届けしています。
少し立ち止まって考えたいとき、ふとヒントが欲しくなったときに、気軽に読んでいただけたらうれしいです。
「学級経営の評価」へのコメント
Q-U検査や学級力向上プロジェクトのアンケートなど、参考になるものは色々あります。
ほかのクラスがやっていないからと言って物怖じせず、自分のクラスだけで取り組むのもありですよ。その過程で学ぶものも多いと思います。
反省を次に活かす。クラスの子供たちに(もっとあーすればよかった)(こうすればよかった)と思うことを、次のクラスで思い切ってやってみてください。
試してみることに失敗ありません。子どもたちと共に成長して行く姿勢が大切です。
コメントに込めた思い
まずは自分のクラスから。
学級経営を振り返るとき、Q-U検査や学級力向上プロジェクトなど、参考になるツールはたくさんあります。
ただ、「他のクラスがやってないから…」と躊躇してしまう先生も多いのではないでしょうか。
でも実は、自分のクラスだけで取り組むのは大いにアリです。
もちろん根回しや事前の了承として、学年会で話をしたり、学年主任には伝えておくというのは必要です。
むしろ周りと比べずに挑戦できるという視点こそ、学級経営の醍醐味でもあります。やってみたいと思ったらやってみましょう。
学級経営は「試す→ふり返る→もう一度試す」のくり返し
1年間を終えると、必ず思うことが出てきます。
- 「もっとあの場面で手を打つべきだった」
- 「こう言えば良かったな」
- 「この方法、やってみたかった…」
こうした「後悔の種」は、次のクラスでこそ活かせる材料です。
学級経営には正解がない分、試してみる価値のあることはたくさんあります。
そして重要なのは、試してみること自体には失敗がないということ。やってみることで得られる気づきの方が、何倍も大きいからです。
昔、先輩教師に言われたことがあります。「今の子たちでうまく行かなかったことを、次に活かすことで、この子たちへの恩返しとするんだよ。」
「子どもと一緒に伸びていく」姿勢が、学級を育てる
学級経営の評価は、反省するためだけにあるわけではありません。それは、自分の成長の軌跡を見つめ、次に踏み出すための準備でもあります。
初任だからこそ、できることがあります。思い切って新しい取り組みを導入したり、評価ツールを試してみたり、クラスごとに対応を変えてみたりできます。その柔らかさと行動力は、必ず子どもたちにも良い影響を与えます。
学級は先生と子どもたちが一緒につくる空間です。先生が学んで変われば、クラスも変わります。
ぜひ、恐れずに挑戦してみてください。あなたの学級経営の一歩は、必ず子どもたちの未来につながっていきます。



