【初任研】03「学級経営の意義」へのコメント

 初任者研修

初任研担当として、初任者の先生方の報告書にコメントを書いています。

指導の先生とのやり取りや、教室での実践を通して、皆さんが日々たくさんの学びを積み重ねている様子に、励まされる思いです。

このブログでは、報告書には書ききれないような視点から、わたし自身の経験も交えてメッセージをお届けしています。

少し立ち止まって考えたいとき、ふとヒントが欲しくなったときに、気軽に読んでいただけたらうれしいです。

 

【初任研】03「学級経営の意義」へのコメント

小学校は学級担任制で、担任の先生から基本的な生活習慣、学習習慣、人間関係づくりを学びます。

それに対して、中学校は教科担任制です。いろいろな価値観、考え方、やり方の人がいることを学び、共存・協力する方法を身に着けます。

つまり、先生自身の立ち居振る舞いを通して学ばせるのです。先生を通して、生徒は社会性を学んでいるのです。

 

コメントの意図を解説します

小学校にも教科担任制が広がってきていますので、上記のコメントもいつか的外れになるかもしれません。しかし現状では小学校と中学校で担任システムを変えている意図は、上記のようなことだと思っています。

小学校では学級担任が変わると言ったら、児童も保護者も大騒ぎだと思います。ほとんどの教科を教わるわけですからそうですよね。

中学校ではそこまでは感じないかもしれません。下手すると朝、昼、帰りにしか会いませんからね。どちらかというと、学年集団としてどんな先生がいるかのほうが気になるのではないでしょうか。

 

だからといって、中学校の学級担任の意義がないわけではありません。むしろ、その学年集団のなかで自分の担任がどのように振る舞っているのか、その人間関係や社会性や立ち位置、立ち居振る舞いを見ています。

学年集会で生徒指導の話をするのか、学習の話をするのか、総合の話をするのか。クラスの子供達は自分の担任がどこにいるのか見て、聞いています。

そんなことを意識しながら、振る舞ってみるといいと思いますし、学年主任はうまく仕事を振ってあげるといいと思います。