【野球】すべては野球に通ずる。

 部活動顧問として

今日はふつうに練習をしました。

生徒たちが「強い打球を打てるようになりたい」というので、守備ではなくバッティング中心の練習メニューにしました。

アップのようすを見ていたら、走って準備体操をして終わってしまったので、さらに追加するように教えました。

走塁のための走り方の練習、守備のための走り方の練習、さらに打撃力アップのための下半身作り。

下半身というより、太ももの付け根にあるインナーマッスルの内転筋をいじめるメニューです。生徒はやったことがないそうで見本を見せました。

「ああ、絶対後悔する!ぜったい明日筋肉痛になって動けなくなる!」と言いながら、やってみせました(笑)。たぶん、生徒も明日あたり苦しむことになるでしょう。

トスバッティング、ロングティー、素振りを一人一人見て、さらに個別に追加の素振りの仕方を教えました。

  

1日最後のお話。3年生はだんだん修学旅行です。

「3年生。野球部として、何しに修学旅行に行くの?」

キョトンとしています。「班ごとにテーマがあって・・・」

「そうじゃなくて、野球部として。」

「いい? 野球部は宿泊の練習のために行くの。県大会からは宿泊だよ。みんなで集団生活して、昼間がんがん活動しても、寝泊りして次の日の朝には元気になっていけないといけない。寝不足だとか、お腹こわしたとかでは困るんだよ。その練習のために行くの。いい?そういう意識を頭の片隅において楽しんできな。」

彼らが言ったのです、「県大会に行きたい。」と。

そのために必要なことは何でも教えるし、何でもやらせます。

「すべては野球のため。野球が好きなんでしょ?すべてが自分たちの好きな野球につながっているんだよ。勝つためなら、何でもやれ。」

さて、下半身がプルプルしています。ゆっくり帰ろー。