理科主任としての3つのミッション

今年度は理科主任をやっています。

昨年度まで小規模校で一人で全てやっていたので、他の理科の先生方と一緒に仕事ができるのは久しぶりです。

今年度、主任としてのミッションを3つ考えました。

(1) 理科室、理科準備室をきれいにする。

(2) 理科部会回覧板をつくる。

(3) 理科通信を発行する。

(1)の理科準備室については、どこの学校に行っても同じです。

本校も目にあまる状況です。

理科の先生が多いと、共通理解するのが難しいので、こうなるのも分かります。

そこで、最初の教科部会で「理科準備室をきれいにして、コーヒーを飲めるようにしましょう。」と話しました。

これがウケたようで、先生方が少しずつ何とかしようと動き出しました。

今は学校で設定された教科部会のときに、みんなで1時間くらい片付けをやっています。

これまで数回のトライでだいぶマシになりました。

そろそろ美味しいコーヒーを準備してもいいかもしれません。

(2)の回覧板については、思い返せば以前もやっていた気がします。

理科に関する通知が主任に回されてきますが、主任どまりにしてはいけないと思います。

校外研修のお知らせなど、他の先生方にも伝えるようにしています。それらの文書をバインダーに挟んで回覧します。

ついでに、

 予算、薬品、備品、消耗品についての相談、

 校内研修(現職教育)についての連絡、

 理科室の使い方や授業内容の相談、

 研修のアイデア出しなどについて、

私の考えを書いたり、先生方が書き込めるようにしたりする紙をつけています。

大規模校で複数教員がいると、実はなかなかコミュニケーションが取れない、取っている余裕がないというのが正直なところです。

それを解消するために考えたのが教科部会回覧板です。

(3)の理科通信については、生徒の学力向上の基礎の基礎として、生徒の興味、関心を高めるために始めました。

本当は各先生が作って、全校生に配付するのが理想かもしれません。

しかしスタートの時点では、

 どうしても先生方の負担感が大きいこと。

 生徒の大半は読まずにゴミにすること。

を考えて小さく始めることにしました。

私一人で作って、理科室前の壁に貼っていくことにしました。

10枚くらい貼ったら、バックナンバーとしてファイルに綴じて、後からでも読めるようにしています。

さっそく理科室を利用するクラスの生徒が見ていたり、休み時間や掃除の後に読んでいる生徒を見かけることができました。

実は隠し玉があって、冬休みに科学実験教室を開こうかと考えています。

時間とか予算とか懸案事項は多いのですが、小さな学校でできていたことを、大きな学校でも諦めたくはありません。

先生方の反応も悪くはなかったので、先生方の協力も得ながら、チャレンジしたいと思います。

以上、理科主任としてやっている仕事でした。