今日は平日の夜だというのに急きょ、テレビを買いに行きました。
その顛末を記録しておきます。
思い立ったのはだいぶ前です。
突然我が家のリビングで使っているテレビがダメになり始めたのです。
まず、主電源が落ちなくなりました。いつも節電のため、夜は主電源から切っていたのですが、それがダメになりました。
まぁ主電源が切れないくらいは我慢ができます。これが春ごろだったかな。。。
次に、画面の右下のほうに黒い縦線が出ました。液晶がダメになっている証拠です。
その縦線は少しずつ伸びていき、少しずつ数が増えてきました。一度気になりだすと気になる感じです。
秋ぐらいに気が付いて、冬になってこの縦線は伸びたり縮んだり、数が増えたり減ったりしていました。
それに一喜一憂しつつ、ちょっと家族の笑いにもしつつ使っていました。
以前は「2020年のオリンピックで4K放送が本格化したら買おうね。」「4Kチューナー単体を買うのはもったいないよね。」と話し合っていました。
しかし双方の実家へ帰省した際、新しいテレビ、大きなテレビを目にすると、そろそろ我が家も大きなテレビが欲しいな~なんて思いました。

そこにいよいよ4Kチューナー内蔵のテレビが発表になりました。
それが、パナソニックのビエラ「TH-55GX850」です。
発売日は1月25日ということで、情報収集のためお店でカタログをもらってきたり、ネットで調べたりしました。
そして気が付きます。
何も4Kチューナー内蔵してなくても、BDレコーダーに4Kチューナーが入っていれば4Kが見れるんだ。しかも4K放送って始まっている割にはほとんど聞かないな。

4Kチューナー内蔵のBDレコーダーも調べてみました。
それが、同じくパナソニックの「DMR-SCZ2060」です。
すでに発売になっており、やはり4Kを観たい、録画したい人に人気のようです。
そして気が付きます。
4Kチューナー1個って、裏番組の4Kは録れないんだよな。もしかして、4K放送が本格化するにつれて4Kチューナーが2個以上内蔵したモデルが出てくるんじゃないのかな。
結論として、最新のテレビは値段が高い。レコーダーは発展途上。
そんな感じでトーンダウンしましたが、いろいろ調べているうちに学習しました。
まずサウンドバーの存在意義についてです。家電芸人でも大人気です。
これは液晶TVが大型化&狭額化するのにともなって、テレビのスピーカーを本体の裏面や下面に向けるようになったため、音質が悪くなったため、それを補強する意味で出てきた商品だということが理解できました。
確かに我が家のテレビは画面の下に横長のスピーカーがついていて、これの下にサウンドバー置いても大して変わらないのじゃないかと思ったことがありました。両サイドにコンポのスピーカーを置いたら音響が良くなって感動したのを思い出しました(結婚してからやってない)。
何だか矛盾を感じ始めます。テレビが大きくなっても、サウンドバーなどの余計な商品を買わなくてはいけません。それに伴いコンセントが必要になり、リモコンも増えることになります。そして子供たちがいたずらしないように言って聞かせなくてはいけません。うーん、どうなんでしょ?
そんなことを思っているうちに見つけました。
スピーカーが画面の両側についている4K対応テレビです。
それが、パナソニックのビエラ「TH-55EX850」です。
2017年10月発売の商品ですから2年前のモデルですが、画質の評判は後継機のTH-55FX800に劣らないくらいいいです。そもそもサウンドバーやコンポなど無しで高音質が楽しめます。

思い立ったが吉日。すぐさまヨドバシで調べてみます。在庫がありません。仕方なく近くの量販店に聞いてみます。「在庫が2台あります。」との返事が。
これは行くしかありません。というのも、25日の新製品が出るのに合わせて、2年前のモデルは在庫処分の底値に近いだろうと思ったからです。そして、画面の両側にスピーカーが付くというコンセプトのテレビが、新しく出なそうだからです。
夜、家族を連れて電気屋さんへ。
嫁ちゃんを「TH-55EX850」の前へ連れて行きます。そしてそこで説明。彼女も何とか納得したようです。
パナソニックもキレイですが、隣にあったソニーのテレビもキレイに見えます。もうこの辺は好みのレベルです。
今までソニーだったので、ソニーの絵作りには違和感がありません。濃い味付けに慣れてしまっています。そのため、パナソニックの素直なキレイさが物足りなく感じます。
リモコンの操作性や画面の見方も違います。でも思いました。慣れます。
そしてやはり音です。ソニーはテレビの前に置いてあるサウンドバーの電源を切って、本体からの音にしたら、一気にショボくなりました。音がこもっているというか、響いていないというか。
パナソニックの「TH-55EX850」ではそんなことがありません。さすがに「話している人の口から音が出ているように」は聞こえませんが、サウンドバーは必要を感じません。
子供たちが存在を気にしたり、ボタンをいじりそうなサウンドバーは我が家にはない方がいいのです。30分くらい見ていて、見慣れてきました。決心がつきました。
嫁ちゃんが有機ELテレビを見に行き、その値段に撃沈して戻ってきたところで、店員さんと価格交渉です。
あらかじめネットで最安値が17万円であることを掴んでいます。
「店頭表示価格に…消費税が入って…194,400円。これを173,000円でどうですか?」
と電卓を叩いてみせた店員さん。いきなり2万円のダウンです。さすが在庫処分したい気持ちが伝わってきます。
しかし嫁ちゃんも負けていません。
「その3千円をチョキチョキして…」
と指を2本動かします。店員さん苦笑い。
「じゃあ…17万ちょうどでいきましょう。ただ、リサイクル料は頂きますね。」
と返してきました。2万3千円のダウンです。ネットの最安値に迫りました。
「リサイクル料も込みで。」と嫁ちゃんは交渉を続けようとしましたが、これで手を打つことにしました。
カードでお支払いをして、2月3日に配達としました。
それまでに、今のテレビとその周りを片付けなくてはいけません。
テレビボードと到着の順番が逆なのも残念ですが、それも仕方ないですね。
テレビの感想については、家に到着してからにします。
少なくとも、サウンドバーに頼らないテレビとして、大きな価値があると思います。