「ここで生き残った者だけが、警察官になれる。」
のキャッチコピーのとおり、さすがに誰も死にはしませんでしたが、死ぬんじゃないかというくらいの緊張感はありました。
「人を傷つけたものは、人を守ることができる。私の経験からするとな。」
よく言うのは、傷ついた経験のある人間は…だと思うので、それを逆に言ってしまえるのも凄いなと思います。風間教官にいったい何があったのやら。
子どもたちが寝てくれないと、落ち着いてテレビも観れない我が家です。
嫁ちゃんと一緒に録画したものを観ました。
彼女はノートパソコンを持ち込んで、いろいろとミニ情報を流してくれました。
現代っ子のテレビの見方するな~と思いつつ、私も観終わってから少し調べてしまいました。
風間公親や四方田校長がいつも水やりしている『百日草』(ジニア)ですが、その花言葉が・・・
『不在の友を思う』、『遠い友を思う』、『別れた友への想い』
『絆』、『古き良き時代』、『いつまでも変わらぬ心』、
『幸福』、『注意を怠るな』、なんだそうです。
風間教官の過去を想像すると、何となく分かりますね。
でもなんか凄くないですか?そこまでの意図を持って、一つ一つにこだわって作っているのだなと、感心してしまいました。
【感想】
舞台が警察学校というだけでも、目新しくて興味深い設定。
サスペンスあり、人間ドラマあり、涙とちょっとした笑いのある、エンタテイメントドラマだった。
短いストーリーが積み重なっていくんだけど、最後の卒業までを描ききっていて、スピード感があり飽きなかった。
学校で生徒(子供)を教えてるのではなく、最後に社会人として、警察官として送り出すための学校だから、理不尽なほどの厳しさやプレッシャー(緊張感)があった。
中学校の先生として、こんなことはできないわけだけど、あえて言うならば、
生徒の本音、本質を引き出して、自分を表現させられるようになたらいいのかと思った。
その上で、足りないものに気づかせる教材が提供できる教師が素晴らしいというか、教師としての努力なんだろうな、なんて思った。
続編を楽しみに待つ。