ゼロ秒思考は断続的ではありますが、なんとか続けています。
やらないと罪悪感が芽生えるくらいの習慣にはなっています。
今回はまたゼロ秒思考メソッドそのものについての悩みです。
今回はとくにフォルダ分けについてです。
ゼロ秒思考メモ紙を入れたクリアフォルダの現状
ゼロ秒思考は、やはり著者の赤羽さんの言うとおりにやるのが間違いないと思います。
ゼロ秒思考のフォルダ分けについて、公式ではつぎのような説明だったと思います。
ある程度の枚数(100枚)になったら、5~10個のクリアフォルダに入れて、その後の様子を見ながら増減する。
これまでメモの枚数を増やしながら、仕分けのときにフォルダも増やしてきました。
いろいろ分類しながらフォルダが13個まで増えました。
『1年理科』、『2年理科』、『3年理科』、『学級経営』、『現職教育』、『生徒について』、『総合的な学習の時間』、『部活動について』、『研修のアイデア』、『自分に関するアイデア』、『コミュニケーション』、『将来のこと』、『手帳術・仕事術』
こんな感じです。
そして最近、メモの仕分けのときに、床に広げた13個のA4サイズのフォルダを眺めながら、
このメモはどのフォルダに入れようか。
と悩むことが増えました。
フォルダ分けの悩み
例えば、「手帳でクラスの総合の授業を管理するには?」という内容だと、『手帳術・仕事術』と『総合的な学習の時間』と『学級経営』のフォルダのどれに入れようかと戸惑ってしまいます。
1つのメモなので、どっちにも関係しそうな内容だとどちらに入れようか決められないのです。
ゼロ秒思考は思考のトレーニングであって、メモを残すことは成長の軌跡を振り返るためのものです。どこに入れようか悩むのは、本来の趣旨とは逸れるはずです。
読み返しのときの悩み
読み返しのときにも困るようになりました。公式だとつぎのような説明だったと思います。
最近3ヶ月で書いたものを読み返し、さらに3ヶ月後、つまりメモを書いてから6ヶ月にも読み返す。
しかし、クリアフォルダが13個もあると、読み返しも億劫になります。どこにどれを入れて、どこまで読み返すか迷うからです。
クリアフォルダも少しずつ分厚くなるので、持ち歩いた先で読もうというのも難しくなります。
分厚くなったクリアフォルダを床に重ねておくと、つるんとすべって崩れることも増えました。
途中に入っているものを引っ張り出すのも大変です。
2つの悩みを解決するために変えたこと
そんなわけで、これらの悩みを解決するために、次の2つを行いました。
クリアフォルダが雪崩てしまう問題
クリアフォルダが崩れてしまう問題を解決するために、まずクリアフォルダをやめました。
少し手間ですが、紙のファイルに綴じることにしました。単純に考えると、
- パンチで穴を開ける
- ファイルの綴じ具を外す
- 穴を揃えて綴じる
というステップを踏むことになひます。
クリアフォルダだと、ただ入れれば終わりです。
しかし、分厚くなったクリアフォルダが13冊も重なっていると、すべって崩れやすく、目的のクリアフォルダを引っ張り出すのも大変です。
紙ファイルであれば、ファイル自体に厚みがあるので、薄くても厚くてもある程度は自立できます。
立てさせられないときには、もう綴じきれない厚さになっているでしょう。
クリアフォルダをやめて紙ファイルにする
PPファイルとかのプラスチック系ではなく、紙ファイルにしたのは単純に安いからです。クリアフォルダも百均のものですが、紙ファイルも百均で買い足せます。
百均、大好き。マステとかシールとかチェックしに、ちょくちょく行ってます。
紙に穴を開けるのは、実は手間ではありません。というのも、A4裏紙のほとんどは、印刷ミスしたワークシートだったり、もう要らなくなった配布文書だったりするからです。
すでに穴を開けてあったり、必要な文書をファイルするときに、ついでにミスプリにも穴を開けるようにすればよいのです。
フォルダの分類がどんどんややこしくなる問題
ゼロ秒思考メモをクリアフォルダに入れるときに、どのフォルダにいれるか悩んでいた問題は、分類を見直すことで解決しました。
これまで13種類に増えていた分類は、5つに絞りこむことにしました。
他の人はどうしているのかと調べたのですが、なかなか実際にフォルダ分けについて書いている方の話は出てきませんでした。
それでも、仕事とプライベートの2つだけという人もいて、そこまで絞り込めてすごいなーと感心していました。
自分だったらどこまで絞り込めるかな~?
自分だったらと思ったときに、頭に思い浮かんだのが「フレームワーク」でした。
ゼロ秒思考行動編のトレーニングとしても挙げられている「フレームワーク」をつかって、今回の悩みを解決を試みました。
自分のメモを振り返ると、やはりワークライフバランス、つまり仕事と生活に分けることができます。
さらに、自分の内面と自分の外のことに分けることができるように思いました。
フレームワークが2つの軸【仕事 ー 生活】と【内面 ー 外面】で、4つのエリアに分けて考えますので、自動的に4つの分類ができます。
フレームワークを使ってフォルダ分けを整理する
さっそく先ほどのフォルダを4つに分けてみます。
『仕事/外面』(ブルー)
「生徒について」「学級経営」「総合」「部活動」「現職教育」
『仕事/内面』(グリーン)
「手帳術・仕事術」「研修」
『生活/外面』(オレンジ)
「コミュニケーション」
『生活/内面』(ピンク)
「将来のこと」「自分に関するアイデア」
ちなみに、ここに入れなかった5つ目の分類があります。どちらかといえば、ブルーに分類されます。
『理科の授業について』(ブルー)
「1年理科」「2年理科」「3年理科」
このぐらいなら、仕分け作業もなんとかなりそうです。
まとめ フレームワークで分類した紙ファイルに綴じれば安心。
ふだんはクリアフォルダに挟んでおいて、週に一度、紙ファイルに綴じるようにします。
また、表紙には内容をインデックスのようにまとめて、A5サイズで印刷して貼りつけました。
やってみると、ファイルの冊数が減って本棚がスッキリしました。
また、ファイルにしっかりと綴じてあるので、パラパラとめくって読み返しもしやすくなりました。
クリアフォルダのときのように、倒れたり雪崩たりしたときに、メモがバラバラになってしまう不安もありません。
しばらくこれで運用してみます。