生徒指導の記録はノートでとったほうが良い
生徒指導の記録を書くのは、学級担任の大事な仕事の一つです。
わたしはパソコンで記録をとっていた時期もありましたが、最近は起きたことや話したこと、聞いたことを忘れないようにするため、生徒の話を聞きながらノートに書くようにしています。
報告を上げるときにはパソコンで清書することが多いので、生徒に指導しながらノートパソコンで書いてしまうのが手っ取り早いです。
しかし、どうしても気を使います。パソコンを前にしてしまうと、どうしてもパソコンの画面に目が言ってしまいます。
生徒の話を聞くときには、目を見るなり、口元を見るなりして聞きたいです。生徒のほうもそうでしょう。この先生、話を聞いているのではなくて、報告書を作りたいだけなんじゃいかと思ってしまうでしょう。
生徒の前で記録を取るなら、手書きのノートがいいと思います。
しかし、手書きノートはパソコン以上に情報漏えいのリスクがあります。
ノートをノートカバーで特別なものにする
ノートパソコンならば生徒に画面を見せずに打てますが、ノートはのぞこうと思えばのぞけます。
決していいことではありませんが、職員室の机上に置いていってしまうこともあります。
教材研究や研修などの他のノートと一緒になって、差別化が図れないこともあります。
そこで、生徒指導用のノートだけはノートカバーに入れるようにしています。サイズが一回り大きくなって存在感が増します。
ノートはどんなものでも大丈夫です。ノートカバーが決まっていれば、生徒指導用のノートだとはっきり分かります。
高級カバーなら自分も周囲も大事に扱うようになる
さらに高級ノートカバーを使うことで、ふつうのノートの価値が高まります。
わたしはセリアの「A5サイズの192ページフリーノート」を使っています。110円で192ページというコスパ。わたしは紙質にはこだわらないようにしているので、どんなに書いてももったいないと思わずに済みます。
しかし、それを包んでいるノートカバーは、オロビアンコのデザインを使っています。コクヨのシステミックとのコラボ商品です。
システミックは、使っている人を見かけたり、文房具屋さんでも定番の商品です。しかし、オロビアンコのデザインを使っている方は見かけたことがありません。デザインもレア度もお気に入りです。
これを使うようになってからは、高価だったから大事にしなければと思うようになりました。他のノートとの差別化も図られるので、机上に放置せずにきちんとしまうようになりました。
周りの先生方にも、あれは大事なことが書かれているノートらしいと認知されるようになったので、万が一のときにも届けてもらえそうです。(職員室から持ち出さないのでそれはないはず。)
結果的に、生徒の個人情報を守ることができるようになりました。
おまけですが、お気に入りのノートカバーなので憂うつな生徒指導の記録を書くときにも、すこし気分良く書くことができるというメリットもありました。
教員として情報漏えいを防止するためにも、指導の記録をがんばって書くためにも、(あんまり広まってほしくはないですが)おすすめです。
私が使っているおすすめノートカバー
オロビアンコとコクヨ文具ブランドtrystrams(トライストラムス)とのコラボ商品。気分が上がります。
もう定番ですが、コクヨのシステミックはこちら。